LAST SAMURAI

ずっと友達に借りていた「ラストサムライ」を見た。ありえないよ、と思いつつ結構お気に入り。

観て考えたこと。それは、「凛とした成熟した人間の強さ」。
以前のことだが、「岩倉使節団」がアメリカに派遣された時、彼らの凛々しさ・堂々とした姿に多くのアメリカ人が褒め称えた、と聞いたことがある。もちろん本当かどうか分からないが、本当だったら素晴らしいことだ。自分達を信じて(というより、良くも悪くもそういう行動しかできなかった?)行動した日本人、そしてそういう彼らを、未開の地からの野蛮人としてではなく、彼らを実際に見て認めたアメリカ人。お互いがお互いを認めて尊敬し合ったからこその結果だったのではないか?お互いが心に余裕がある人間だったんだろうな、なーんて、ちょっとまじめに思っちゃいました。
ここから不真面目。
以前、私は剣道をしていたので、見ながら思わず剣道の型を練習してしまった。懐かしい。久しぶりに、剣道ちょっとやりたくなった。でも、ちょっとだけ。剣道をした方はよく分かると思うが、籠手(こて。手につける道具。)の臭さには卒倒してしまう。高校時代、部活仲間での罰ゲームは「籠手に1分間、鼻を付ける」というもの。辛すぎる。考えただけで卒倒。
また、おまけで付いてくる現場での撮影シーン、などでの中で面白いのがあった。
渡辺謙が、暑かったらしく、撮影の合間にツルツルのスキンヘッドに氷嚢を置いていた。頭、丸出しだもんね。仕方ない。
②日本文化を紹介するデモンストレーションとして、狭い橋の上で剣道をさせられていた。あれじゃあ前後動作しかできないね。
③日本の農家の軒先の柿。情緒たっぷりだが一部はよくみると黄色のピーマンだった。撮影はニュージーランドとのこと。柿、ないのかなぁ?でも、小道具さん、頑張った。
最後に、真田広之の動作、すばしっこいね。さすが、元ジャパンアクションクラブ