旅行3日目

santa_wife2006-04-13

今日はカールスバッド探検デー。
今日泊まっているベストウェスタンの朝食はいつものような形式ではなく、4種類の中(シリアルorパンケーキorイングリッシュマフィンorスクランブルエッグトースト)から選べる。夫はスクランブルエッグ、私はパンケーキにした。だけど、パンケーキはちょっと少なかったかも。
午前中は「レフトハンドトンネルツアー」に参加するので、集合時間の8時45分に到着するように8時05分頃出発。ビジターセンターに着いたのは8時20分着。は、はやすぎる…。もうちょっと寝とけばよかった。
「レフトハンドトンネルツアー」は全員で15人のツアー。これにもレンジャーは2人付く。ランタンを持って歩けるほどで、ハードではないツアーのためいろいろな年齢の人がいた。このツアーのよさはランタンの明かりで見る洞窟内の美しさを知ること。ろうそくの光で見る洞窟と電気の明かりで見る洞窟の良さはそれぞれ違い、その差が面白かった。
2時間のガイドツアーを終えた後は、ビジターセンター隣にあるレストランで食事。ここは安くて気楽なレストラン。味も普通だし大満足。また、ウエイターのお兄ちゃんの英語がとても分かりにくくて愛想もたいして良くないが、なんだか素朴でさんたとともに非常に気に入ってしまった。チップ、弾んでおいたよ(でもないか?)。
午後のガイドツアー「ロウアーケイブ」の集合は12時45分。それまでに食事を終えロビーに集合した。参加者は12人で、こちらもレンジャーは2人。ライトつきのヘルメット(電池は持参。地球の歩き方には単2を2本、と書いてあったが、ヘルメット新しくなったらしく単3が4本必要だった。行く方は、必ずホームページをチェックした方が良いと思います。)を借りて出発。

説明は何を言っているか相変わらず分からなかったけど、洞窟の中はすばらしかった!昨日の午後に上から見たロウアーケイブ(ビッグルームを歩くと上から見える)を今度は下から見上げるのだ。

とにかく全てが想像を越えるもので、こんなものが出来たことが考えられない。人間には絶対に作れるものではないだろう。面白かった〜。また、このツアーでは、少しだけど這いつくばったり、みんなで小さな穴に入ってレンジャーの話を聞いたりしたので、ちょこっとだけ洞窟探検気分を味わえた。

4時にツアーが終わりそのままモーテルに直行。少しだけ部屋で休んでから、コウモリの飛翔を見に行く。お昼にビジターセンターで見たコウモリを紹介するプレゼンテーションで「少しだけなら、今でも飛翔を見ることができる」と言われたのだ。はっきりいって今回の旅行では諦めていたので、少しでも見ることが出来たらラッキー。
見学場所に着くとすでにレンジャーの説明が始まっていた。今はまだコウモリが多い時期ではないので、それほど人はいなく好きなところに座れた。繁忙期は席の確保が大変かもしれない。レンジャーからは、注意事項(カメラ・ビデオ等は全てダメ、声を立ててはダメ、等々)やカールスバッドにいるコウモリの大部分を占める「メキシカンオヒキコウモリ」の生態などの説明がある。そうしているうちに飛翔が始まった。みんな息を潜めてコウモリを見つめる。ドバッと出てくるものではないがとにかく絶え間なく、終わらない。トリの糞のような臭い、鳴き声(か?)などと一緒に、洞窟から出ると一回旋回して、そしてエサを探しに舞っていく。また、耳を澄ますと羽(?手?)を羽ばたく音も聞こえて感動した。また、群れで空に舞っていく様は、まるで竜が天に上っていくようで「日本昔ばなしの、始まりみたい。」なんて思ってしまった。いや〜、これも本当に面白かった。5月中旬〜9月中旬がシーズンというから、そのときはもっと凄いのだろう。動物って偉大だな〜。
見ていても飽きないので1時間ぐらいいてしまったが、ほとんどの人は途中で帰っている。私達が言った時は、いつ帰るかは全くの自由(繁忙期は分かりません)。それは楽チンだ。帰る頃には道は真っ暗だった。大丈夫だったが、懐中電灯が持っていった方が無難だと思う。